こんにちは！
日本の就職活動で悩むことは多いですよね。色んな違いにとまどうかとも思いますが、留学生が気を付けなければならないもののひとつに「服装」があります。
日本では一般的に就職活動はスーツでおこないます。それも、ダーク系スーツが8割を超えるんです。「日本の就職活動はみんないっしょで気持ち悪い」なんていわれることもたくさんあるのですが、これが今の日本の就職活動なんですよね。
そこで、留学生には理解しづらい日本の就職活動における服装についてご紹介します！

就職活動での服装：男性編

髪型（かみがた）

まず男性が気を付けることは髪型です。
面接は見た目が９割といわれていて、清潔感がとっても印象を左右します。髪の毛は短めに、きちんと整えることが必要です。

髭（ひげ）

ひげもきちんとそりましょう。少しでもひげが残っていると「無精（ぶしょう）ひげ」と言われて、手入れをせずに放っておいているという印象をあたえてしまい、日本ではよく見られません。

服装（ふくそう）　※スーツの着こなしについて

服装はスーツが基本。それも派手なものではなく、グレーや紺、黒といったものが望ましいですね。柄が入ったものはNGです。なかに着るシャツは白色が基本。しわや汚れがあるものはだらしなく見えるため避けましょう。

またシャツの下には白いインナーを着なければいけません。
インナーは汗を吸い取ってくれますし、シャツが肌を透けさせません。日本において白いインナーを着ることはマナーです。

ジャケットの袖口や襟からはシャツが少し出るようにします。
ジャケットのボタンの一番下はしめてはいけません。3つのボタンだったら一番上と真ん中、もしくは真ん中のボタンだけ、2つボタンだったら上のボタンだけ占めるようにしましょう。2つボタン、3つボタンどちらのスーツでも良いですが、現在では2つボタンが主流です。

服装（ふくそう）　※カバンや靴などの小物について

次に、ベルトやクツといった小物は色をそろえましょう。黒色のベルトには黒いクツを、茶色いベルトには茶色いベルトを着用しましょう。できればカバンの色もそろえられたらベストですね。

クツは前日に必ず磨き、靴下も黒やグレーのものにしましょう。白いソックスやスニーカーソックス（足首の肌が露出するもの）はNGです。

ネクタイは派手な柄、派手な色でなければなんでも大丈夫です。ネクタイの持つ色はあいてに様々な印象をあたえます。自分が相手にどのようにみられたいのかを意識してネクタイを選びましょう。
ネクタイはベルトに少しかかる長さ。長すぎるとベルトのバックルにかかってしまってだらしのない印象を与えます。

男性の場合、メイク等は必要ありません。時々メイクをしているおしゃれな男性がいますが、日本の就活の場合、トータルで見たときに清潔感があることがとても大切なので、メイクは無しが良いです。

就職活動での服装：女性編

髪型（かみがた）

女性も清潔感を大切にしなければなりません。長い髪はアップにしたり結んだりして顔にかからないようにします。お辞儀をしたときに顔にかからないようスプレーなどで固めます。ヘアピンを使う場合は外から見えないように留めます。

メイク

マナーとして女性はメイクを必ずしなければなりません。しかし派手なものではなくナチュラルメイクになるように心がけましょう。派手なアクセサリーは禁止。控えめな物でもつけない方が無難です。

服装（ふくそう）　※スーツの着こなしについて

服装はスーツ。男性といっしょで紺やグレー、黒色が望ましいですね。ガラが入っていないものを選びます。インナーは派手ではないものを。白いブラウスやシャツが一般的です。また肌着としてシャツの下に白やベージュのキャミソールを身に付けましょう。下着が透けて見えてしまうと印象が悪くなってしまいます。

パンツスーツでもスカートでもどちらでも構いませんが、スカートの方がより「女性らしさ」を与えるようです。パンツスーツの場合は男性と同様にベルトを着用し、スカートの場合は肌色のストッキングを着用しましょう。黒色やカラーのストッキング、ショート丈の物は禁止です。

服装（ふくそう）　※靴などの小物について

クツは中ヒールのパンプスが主流。色は黒を選びましょう。ヒールが削れて見た目が悪くなる前に新しいのに変えましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。これ以外にも日本ではこまごまとした礼儀作法や立ち居振る舞いを人事から見られていて、こういった文化に慣れていない留学生には不利な場合も多数あります。まずは服装から「日本の就職活動」に慣れていってください。
もしわからないことがあれば、お気軽に当社にご連絡ください。当社では外国人留学生の就職活動を支援しています！