単独説明会の基本とは

単独の企業説明会とは

単独の企業説明会とは、ひとつの企業が自社オフィスなどで開催するものです。「企業説明会」「会社説明会」などと呼ばれます（この記事では以下、単独説明会と記載しています）。

企業が就活生に向けて会社の理念や事業内容、求める人材、採用情報などを説明し、本選考に進んでもらえるように興味を持たせる場です。3月に行われることが多いです。

合同説明会と単独説明会の違いとは

違い①企業の数

合同説明会（合説）は、様々な業界・業種の企業が一度に集まります。これに対し、単独説明会は、ひとつの企業が自社オフィスなどで開催します。

違い②説明の深さ

合同説明会では、説明が一回につき20分ほどであるのに対し、単独説明会では、全体で2時間ほど。単独説明会にはその企業に興味のある学生が集まってくるため、合同説明会よりも深い説明がなされます。企業のHPなどを見て予習をしておくことで、セミナー中の説明を理解しやすいでしょう。会場には複数の社員がいるので、社員の雰囲気も感じることができます。

違い③付随するもの

合同説明会では、簡単な説明があるのみですが、単独説明会では、説明会のあとに座談会や、なんらかの選考が行われる場合があります。

違い④参加する目的

合同説明会は一般的に、志望業界や業種が定まっていない就活のスタート段階で、視野を広げる目的で参加します。これに対し単独説明会は、業界が決まってきた段階で、企業研究を深める目的で参加します。単独説明会はその会社の選考過程に含まれていることも多いため、どうしても都合がつかない時以外は参加するようにしましょう。

単独説明会に参加する方法

単独説明会は予約が必須

単独説明会は参加の予約が必要です。

会社のHPから直接マイページ登録をしたり、就職情報サイトでその会社にプレエントリーをしたりすることで説明会の予約ができるようになります。説明会開催のお知らせがメールでされる会社もありますが、そうでないところも多いので、気になる企業の情報は常にチェックしておきましょう。人気企業はすぐに満員になってしまうこともあります。

まとめ

企業の単独説明は、１００％その企業の話が聞けるため、希望している場合には必須です。
しかし必ず予約が必要なのと、定員制のためすぐに埋まってしまう企業も多いので、しっかりとスケジュールを確認してくださいね。