JSJのコラム

労働条件が悪いブラック企業には気をつけて!

労働条件が悪いブラック企業には気をつけて!

時として、日本語はそのまま英語に翻訳すると変な言葉になるような言葉を生み出します。車の“ハンドル”はhazandleのはずもなく、“steering wheel” ですし、コンセントは“outlet”です。今回はこのような、就活ワードについて説明したいと思います。

ブラック企業とは

ブラック企業とは、一言で言うと「労働基準に反する労働を強いる企業」のことで最近作られた言葉です。
英語でいうsweatshopでは主に工場などのブルーカラー(主に体を動かしてはたらく人のこと)の仕事を指すのに対して、日本ではホワイトカラー(主に頭を使ってはたらく人のこと)の仕事に当てはめられる場合が多くなっています。

具体的にどういった職場環境が「労働基準に反する労働を強いている」と言えるのか例を挙げると、

  1. 離職率が高い/大量採用し大量に離職
  2. 異常な長時間労働
  3. 残業代が出ない(○○時間以内までは残業代なしとされておりその○○時間の値が大きい場合)
  4. 派遣社員が多く
  5. 給与が低い
  6. 土日勤務があっても平日に休みを取れない
  7. 有給休暇をきちんと取らせてもらえない

などです。

もちろん、勤務先の企業が大手企業ではない場合は、財政上少しは目をつぶらなければならない部分もあります。
なので、普段残業ばかりだけど、会社の施設は安く使えるし、長期休暇はきちんと取らせてもらえる、ということになるとブラック企業とは言わないでしょう。いくつかの要因が重なってブラック企業と言うことになりそうです。

ホワイト企業とは

上のブラック企業という言葉が生まれてから、反対の意味を持つ言葉として生まれたのが、この“ホワイト企業”です。このため、ホワイト企業と言えるための条件は上で述べたことの反対と言うことができるでしょう。つまり、離職率が低く、残業代がしっかり支払われるなどお金の管理が適切である、また働きやすい風土がある、ということです。

人材を大切にすることで、社員のモチベーションをあげ、会社全体の業績を上げてもらおうという社風があるように感じます。

おわりに

いかがでしたか。就職活動を行う際には、ブラック企業と呼ばれる企業には気をつけましょう。ただ、時々噂が先行しているケースがあるため、なぜその企業がブラック企業と呼ばれるのかを正確に認識することをおすすめします。

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