日本語能力試験(Japanese Language Proficiency Test)とは? どんなメリットがあるの?
日本語能力試験(Japanese Language Proficiency Test)とは? どんなメリットがあるの?
こんにちは
日本語能力試験(JLPT)を知っていますか?
これは日本語を母語としない外国人むけの日本語能力テストで、世界65カ国の地域で受けることができます。このテストを受けて資格を取得すると様々なメリットがあります。今回はJLPTについてご紹介します。
JLPTとは?
JLPTとは日本語の文字や語彙(vocabulary)、文法をはじめとしてそれらの知識を用いた読解(reading skills)や聴解(Capacity to listen)の試験を行い、日本語の総合的なコミュニケーション能力を図る試験です。これの認定を受けると就職活動で有利になったり、日本の出入国管理(immigration)で優遇措置(good treatment measures)が受けられます。
JLPTは5段階に分けられていて自分の能力に合わせて試験を受けることができます。
一番易しいのがN5で、一番むずかしい試験がN1です。
試験が難しくなるにつれて試験時間もながくなってきます。
それぞれの試験認定の目安は以下の通りです。
JLPT認定の目安
レーベル | 認定の目安 |
---|---|
N1 |
日本語を幅広く理解し使うことができる
|
N2 |
日常会話の理解ができ、ある程度複雑な日本語も理解する来ことができる
|
N3 |
日常会話をある程度理解することができる
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N4 |
基本的な日本語を理解することができる
|
N5 |
基本的な日本語はある程度理解できる
|
企業が求める日本語能力はN2レベルと言われています。
日本では試験は7月と12月に受けることができます。
JLPTを受けるメリットは?
JLPTのN2,N1の認定をもっていると就職活動において資格の一つとなり、仕事が見つかりやすくなります。ほとんどの企業がN2以上を持っている留学生を募集していて、N2を持っていないとエントリーできない会社もたくさんあります。
最低限N2,できればN1の資格を取るようにしましょう。
また海外で看護師や医師の資格をもっている留学生が日本で看護師や医師の国家試験を受けるときにはN1の認定が必要です。それらの職業の他に歯科医師や獣医師、技能士などの医療系の仕事をする場合は資格取得が求められるものがあります。
最後に
日本の試験らしくJLPTは文章を「聞く」「読む」ことを重視しています。そのため資格を持っていても「話す」ことができなくて面接で落とされてしまうことがあります。
海外でもJLPTを受けることはできますが、日常的に日本語で話す環境は必要です。資格を取るための勉強だけでなく、日本語を話せるように勉強してみてください。
N2の試験合格のラインはおおよそ新聞を読むことができるレベルです。認定資格を取れるようにがんばる留学生の方は、毎日新聞をよんでみるのもいいですね。
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