JSJのコラム

仕事を頼まれたとき、確認するべき点

仕事を頼まれたとき、確認するべき点

日本人は「あいまいな表現」が多い

疑問点はしっかりと確認すること

外国の方には、日本人特有の「あいまいな表現」は伝わりにくいかもしれません。
「こうした方が良いかもしれないね」や「やれるところまでやってみてよ」と日本人上司に言われた時、「じゃあやらなくて良いのかな」と思ってしまってはダメなんです。

「日本人は言いにくいことははっきりと言わない」「察してほしい、気づいて欲しいと思っている」ということをよく理解しましょう。

 

日本人はお願いが苦手

日本人は「◯◯をやってください」というお願いをすることが苦手です。それは必要以上に相手に気を使ってしまうからです。プライベートならそれでも構いませんが、仕事の場だとこれが指示なのか、やらなくても良いのか、の判断に困るところですよね。

日本人でさえやるべきかどうか悩んでしまうところなので、はっきりとした会話が当たり前の外国人から見たら本当に困ってしまうことでしょう。

「〜をしてくれると嬉しいな」
「時間があったら、これをしてもらえる?」

→これはどちらも、内心「やってください」というお願いです。
「今は時間がないから無理です」と本当に時間があるかないかを判断するのではなく、「あ、これはお願いされているんだ」と受け取るのが良いでしょう

期日はしっかりと確認する

何か仕事をお願いされた時、「手が空いたらで良いから」と言われることが多々あります。
これは「自分の仕事を優先してやってくれ」とは頼みにくい日本人ならではの表現です。

この場合は本当に「いつでも良い」場合と、「本当は出来るだけ早くやってもらいた」場合があります。
ですおで、このようなお願いをされたら「いつまでにできれば良いですか?」と期日を聞いたり、「今週は手が空かないのですが来週ならできます。それでも間に合いますか?」と確認するようにしましょう。

「手が空いたらやってくれ、と言われたから後回しにしていたら、数日して怒られた」

というのは、日本人でもよく聞く話です。
「日本人はお願いが苦手だからあいまいな頼み方をする」ということをしっかりと理解して、なるべく細かく確認するようにすると、お互いの誤解もなく気持ちよく仕事ができますよ。

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