JSJのコラム

日本独特のコミュニケーション「空気の読む」方法とは?

日本独特のコミュニケーション「空気の読む」方法とは?

こんにちは。
留学生の皆さんが日本に来て一番困ると感じることはなんでしょうか。言語、食事、それとも文化の違いでしょうか…?

日本では「場の雰囲気」をとっても大事にします。そして、言わなくても分かるよね?といった暗黙の了解も数多くあります。だから、そんな「何だかわからないけど自分は失敗してしまったみたい」という留学生の皆さんのために、今回は日本で気を付けるべき空気の読みかたの一例をご紹介します!

日本で気を付けるべき空気の読みかた

報告するときはまずは結論から

まずは基本的な話の仕方から知っておきましょう。
日本人は過程を重視する風潮があるといわれますが、仕事の進捗を口頭で報告する際、簡単で、わかりやすくまとめた話をしなければなりません。仮にあなたが何か仕事を失敗したとしましょう。その結果を上司に報告しなければなりません。皆さんはどのように報告しますか?

「部長。○○のプロジェクトですが、この前のミーティングではこのまま進めるのは難しいかもしれないと報告していましたが、三日前に連絡した時に考えてみると言われて、一昨日細かいところを再度詰めて、でも昨日やっぱりこれ以上進めることはできないと言われて、○○のプロジェクトは廃案になりました」

こんな風に説明したら、これは言い訳にしか聞こえず日本人の上司は間違いなくイライラします。もちろん、失敗した理由などの報告は必要ですが、上司の貴重な時間を使っているのですから、まずは簡潔に報告するべきなのです。

「部長。○○のプロジェクトですが、交渉の甲斐なく昨日廃案決定の連絡が来ました」

という風に結果だけまず伝えましょう。その後上司にどんな交渉をしたのか、なんで失敗したのか、などと聞かれた時にだけ、自分が取り組んだことを報告すれば良いのです。

話しかけるタイミングも注意

次に話しかけるタイミングです。まず大切なのは「相手にとって、今は話しかけて大丈夫なタイミングか」という点を気にすることです。今、あなたが暇であっても、上司は手が離せない状態かもしれません。一見和やかに雑談しているように見えて、実は重要な報告をしている最中かもしれません。

ですから、上司に話しかけるタイミングは上司が誰とも話をしていないときに、「今お時間よろしいですか?」とワンクッション、お伺いの言葉を伝えてから話し始めるようにしましょう。特にたくさんの案件を抱えている上司は、あなただけにかまっている時間はありません。もっと重要度の高く緊急性の高い仕事をしている可能性があるのですから。

気づかい?部下や後輩としてのふるまいって?

さて、前にも述べましたが、日本には言わなくても分かる「暗黙の了解」というものがあります。それが「気遣い」というものに繋がるんですね。

例えば一緒に営業に出るとき、使う資料をさっと持つ。
営業先の建物に到着したとき、エレベーターでは行き先の階をさっと押す。
打ち合わせ場所に通された際は、相手が「どうぞ」というまでは座らない

このようなことが、職場で求められる部下としての振る舞いです。

最後に

このようなことは、実は日本人でも最初のうちは「面倒臭いな」と感じるので、外国人が疑問に思うのも当然です。
なので、決して無理せず、そして周囲の人の動きを見ながら「こういう時にはこうやって動くといいんだな」と学んでいってくださいね。

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