地方の企業は、外国人採用がおすすめの理由
地方の企業は、外国人採用がおすすめの理由
こんにちは。株式会社ネクストステージアジア ジョブサーチジャパン(JSJ) の織田義元です。
今回は、地方の企業こそ、外国人採用がおすすめだという話を書いてみたいと思います。
地方で企業経営をしていると、慢性的に採用に悩むことになります。地方でも仕事はあります。現場仕事は地方の要ですし、ものづくりの質は高いと自負しておられるのではないでしょうか。
しかし、人がいない・・・。採用したいのに、若い人はみな都会にでていったり、事務仕事をやりたがったり。
「もうこの流れは仕方ないのかな、自分の世代がみな引退したら、廃業も考えないといけないな・・・」なんて思っていませんか?
実は、廃業を考える必要などまったくないことを今回はお伝えしていきます。なぜなら、優秀・高学歴・誠実・各種資格あり・日本に定着志向の外国人高度人材が、地方の企業に来てくれるからです。
地方企業に外国人採用がおすすめな理由
「外国人採用って、優秀な働き手が来てくれるの?」はやる心を抑えて、まず地方の企業にこそ外国人採用がオススメの理由を見ていきます。
大きい会社は良いけれど・・・
大きい会社は、ブランド力や安定で、大勢の採用ができます。ブランド力がありますので、若い人はキラキラな肩書に惹かれて大企業を志望します。どうせなら、大手で働きたいという思いが強くなるのです。また、大企業ならまさかつぶれないだろうという思惑もあって、安定志向がむくむくと顔を出してくるのです。それはなんとなく私(織田)もわかります。実際には、大手だから素晴らしい人間性ばかりというわけでもなく、ただ組織が大きいだけで別に安定もしていないですし、それなりにデメリットはあるのですが、若ければ若いほど、大手で働きたいという志向が強くなります。とくに昨今は景気もありますから、より大手志向が強くなるのは想像がつきます。
実際は、大手だからといってリストラがないわけではなく、特に45歳になると簡単に首を切られてしまい、技術もなくて社内調整の技量だけが残されたのに、会社から放り出された、、、なんて悲劇は日本中のあちこちで起こっています。しかし若者は、20年先の遠い未来の話なので、イメージがつかないのです。
小さい会社の課題点
しかし、それが企業規模がそれほど大きくない場合はどうでしょうか。課題点としては採用がとても大変ということになります。そこでさまざまな手を尽くして、採用を試みることだろうと思います。いろいろな採用媒体に広告をだしたり、ブログを発信してみたり。もしかしたら、書籍wを読んだりやマーケターと呼ばれる人たちに依頼したりして、なにか発信を試みたかもしれません。でも、反響が取れない場合。。。
あとは諦めるしかないのでしょうか?
ちょっとまってくださいね。諦めるのではなく、ぜひ外国人採用をお試しください。小さな会社さんにこそ、そして地方の会社さんにこそ、外国人採用がおすすめなのです。
高度人材という選択
「外国人採用といっても、すぐに帰国してしまうし、法律もあるらしいし」
そう思われるのは無理もありません。
現状、日本は外国人採用に関して、マイナスのニュースが先行ししすぎています。ありますよね、借金をしてブローカーに日本行きのきっぷを手配してもらい、時給200円で16時間労働させられ、命からがら抜け出したけど、帰国したら借金があるし親戚に顔向けできないし・・・みたいな番組が。あれは確かに外国人採用の一面ではあります。しかし、制度でいうと『技能実習生』なのです。
今回ご紹介するのは、技能実習生よりも遥かに能力を備えた『高度人材』の存在です。法律上しっかりと高度人材は保護されていますし、運転免許も開放されて自由に運転が可能ですし、学歴も高いです。やる気があって、日本語力も上々で、日本にぜひ来たいと、家族も親戚も、よろこんで送り出してくれる存在です。もともと、可能性に満ちた人材なのです。
アジアの人で大丈夫?と思うのであれば、それは大きな誤解であり、同時に損失につながります。ASEAN(アジア圏)の人材の潜在能力をなめてはいけないのです。非常に成長意欲が旺盛で、実際に成長している人が大勢います。優秀層が日本に来てくれようとしているのです。それが高度人材なので、この採用チャンスを逃さないでほしいのです。
本当に地方に来てくれる?
「とはいっても、外国の優秀層が、果たして日本の地方企業に来てくれるかな・・・」と思われるかもしれません。では、彼らの気持ちになって考えてみましょう。高度人材は、まず既婚者がほとんどです。日本の独身者のように、ふらふらと「自分探し」に明け暮れ、海外ノマドと称して外国(日本)でとりあえず働いてみるか、というのとは違います。なぜなら、家庭を持っていて、日本よりも遥かに濃い関係を持つ親戚が祖国にいて、多少なりとも送金の必要がありますし、何より技術的な修練を求めているのです。
外国人でも日本人でも、所帯を持つと変わるのはみな同じです。万国共通。そうした背景がありますから。すぐに辞めてしまうということはありません。
また、大きくお金を稼ぎたいという野望も持っていますから、技術を身に着けて、しっかりと社会貢献し、そのぶんだけ大きな果実を得たいと希望しています。将来は出世したり社長になったり経営者になったりと、夢があるのです。よって、そう簡単には投げ出しませんし、都会の企業で働いて、定時後は遊んで・・・という志向もありません。働くことに真剣で、真面目に勤め上げてくれる、まさに企業が望んでいる人材なのです。
地方には、そうした人材が圧倒的に不足しています。
そこを補うどころか、企業を再生してくれるぐらいエネルギーを持ち、活躍してくれる存在が、高度人材なのです。そんな高度人材をぜひ、あなたの会社に迎え入れて見ませんか?
高度人材を採用する方法
高度人材を採用するには、まず採用準備会のような会を設けて、相性を見る必要があります。弊社NSAが人材をピックアップしてお引き合わせしますので、ぜひ社長みずから会にお越しください。それから、本格的に絞り込んで面接です。採用になりますから、中途半端な心持ちでは相手も人生を賭けているのでうまく交渉が成立しません。
しかし大丈夫です。中には、社長さんがベトナム人技術者を採用できたことが嬉しくて、ベトナム本国まで待ちきれずに迎えに行った例もあります。それぐらい、心のこもった、温かい、幸福な採用が生まれるのが高度人材と弊社NSAの採用の大きな魅力です。
採用にあたって、心がけることはただひとつ。日本人の若者と同じように接し、同じように大切にし、彼らもまた祖国に家族がいて、夢を持ち希望を持ち、お金を稼いで幸せになりたいと願うひとりの人間であることを意識していただくだけです。「○○人だから」なんて考えは一切不要です。大げさな言葉でいうと人権意識となりますが、ここまで読んでくださった社長さんにはそうした話は無用かと思います。
地方の企業にこそ、外国人採用を。高度人材を活用し、採用難を乗り越えるどころか発展しましょう!地方から日本を元気にしましょう。企業で大活躍してくれる人材が揃っていますので、ぜひ高度人材の採用をお考えになりましたら、弊社NSAまでお問い合わせください。たくさんの外国人の優秀層が、あなたの会社と巡り合うのを待っています。
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