こんにちは。株式会社ネクストステージアジア　ジョブサーチジャパン（JSJ）　の織田です。

いま、採用難で困っておられませんか？ 少し就職の応募状況は改善したとはいえ、人が採りづらい業種というのはあるものです。鉄鋼・鉄筋・機械・プラント・産廃そして建築・・・そうしたいわゆる現場仕事のブルーカラー職は、仕事はあるのに慢性的な人手不足に陥っています。

しかし、人がたくさん、しかも優秀な人がたくさん来ている会社さんもあると聞いたら、驚きませんか？それが、外国人採用の高度人材なのです。

今回は、人が採りづらい職種ほど、実は外国人採用がオススメだというお話をお届けしたく思います。外国人の方だって、苦痛な仕事は苦痛ですし、辞めるときは辞めます。しかし、ちゃんと条件を整えて、仕事をきちんと教え、温かく迎え入れれば根気よく定着してくれるのです。なぜそのようなことが可能なのか。それは『高度人材』というあまり聞き慣れない働き方が関係しています。

国からの制限がある技能実習生

外国人の雇用と聞いて、良心的な社長さんは、「祖国で親戚一同に借金し、ブローカーに大金を払ってまで日本にやってきた人を、悪徳企業がこきつかってボロボロ西、社会問題化している」というイメージをもたれているかもしれません。外国人雇用においてそうした一面は、なくはありません。つまり多少はテレビによって誇張された部分があるとしても、一部あるのです。ただし、それは外国人雇用の『技能実習生』の場合です。

技能実習生とは、あくまで労働者ではなく学習者というスタンスで、現場に入ってきます。できる仕事には法律上の制限があり、介護職員・工場作業員・コンビニのレジなど、職種そのものが限定されています。こうした人たちが、現場仕事に入ってくることはあまりありません。なぜなら、法的な縛りがあるからです。それに、運転免許にも制限があって、自由に日本国内を運転できないのです。これは大きな弊害で、仮に技能実習生が現場仕事に入ってきても、運転をしてはいけないルールなので、資材や人を運ぶことができません。それでは、人材としてうまく活用できませんよね。

よって、さまざま事情で現場仕事に外国人の採用はできていませんでした。それに、祖国で借金をしてやってきた外国人の方を、雑用だけさせて満足に稼げない状態に据え置くなんて、良心的な社長さんには心苦しいことかと思います。

大卒・日本語力・国から許された滞在資格がある高度人材

しかし、高度人材という働き方もあるのです。高度人材は、そもそも大卒の方にゆるされた滞在資格です。祖国で大学を卒業しており、中には修士号や博士号を持った方もおられます。ポテンシャルの高い人材ばかりで、喉から手が出るぐらい欲しい存在です。あまりにポテンシャルが高くて期待を持てすぎて、「うちの会社に来てくれるわけがない」と思ってしまうかもしれません。

そんな高学歴で、さらに能力が高くて真面目なので日本語もしっかり話せて、大切な日本国からの滞在許可・滞在資格もVISAも持っている、そんな高度人材が、あなたの会社に来てくれます。

「でも、職種的に人が採りづらい業界だから･･･」と思われるかもしれません。現場仕事は特に、3K（きつい・きたない・給料安い）といわれ、若者はとくに敬遠して寄りつかないイメージがあります。しかしそれは、あくまで日本の若者の場合です。

海外では、エンジニアなどは高給取りで尊敬される側面があり、現場仕事はむしろ、祖国に貢献できる重要なスキルとして重宝されます。衰退期に入った日本とは違って、高度人材の祖国はこれから伸びる社会ですから、建築やプラント設計や工員といった技術はとても大切にされるのです。

採用難の会社ほどチャンス！

そして、採用がずっと難しかった企業ほどチャンスです。業界全体が「人なんて採用できない」「このまま衰退していくしかない」「仕事はあるけれど、人がいないので人手不足倒産も視野に入る」といったネガティブな気持ちが染みついてしまっている今こそ、可能性に満ちた高度人材を採用して大切に育て、会社と業界の未来を担ってもらうぐらいの期待をかけられるのです。彼らにはその期待にこたえるだけの能力があります。

まだまだ、今ならチャンスです。世の中に高度人材という働き方そのものを知っている人が少なく、外国人の採用といえば低賃金・低技能の技能実習生をイメージしている人ばかりだからです。

もし、あなたの会社が、「人さえいれば、もっと仕事がまわせるのに･･･伝えたい技術、仕事の喜び、仕事への想いなど、たくさんあるのに･･･」と思っているのであれば、思い切って外国人採用に変えてみませんか。

定着するのかな？という心配は無用

それでも、現場仕事のきつさと厳しさ、報われなさを知っている社長さんには、「そうはいっても、外国人の優秀な層が果たして定着するかな」という懸念があることだろうと思います。そんな心配は無用です。**高度人材の多くは、結婚して所帯を持っています。祖国に妻子を残してくるケースが多いのです。日本の若者のように、軽く簡単に考えて、ちょっと怒られたり嫌なことがあったぐらいで、すぐに投げ出してしまうなんてことはありません**。

家族を支えている責任感が、そのまま仕事への責任感となって、仕事や職場へ定着させてくれるのです。よって、心配は無用です。それに、面接もありますから、高度人材の素晴らしい目の輝きをみて、ご自身で判断していただければと思います。

まとめ：人がとりづらい職種ほど高度人材！

採用しづらい職種ほど、高度人材の活用がおすすめです。活用といっても、悪徳企業のように外国人労働者を使い捨てるのではなく、仲間として受け入れ、育て、楽しく明るく気持ちよく働いてもらう必要があります。あなたの会社でなら、きっとそれができるはずですよね。

高度人材側も、日本にきて夢をかなえたいと願っていますから、相性はぴったりです。人がとりづらい職種ほど意外なことに人材が来てくれるのです。このチャンスを逃さない手はありません。

最後になりますが、私たちJSJは、温かい採用を目指しています。人を大切にし、育ってもらって、将来的にはたくさん給料を支払い、そして顧客も世の中も会社も社員も幸せになって、幸福なお金や想いが循環するような、そんな採用をつくりあげています。

外国人と日本人に、潜在能力において大きな差はありません。日本人は確かに手先が器用でものづくりにはむいている側面がありますが、外国人だから手先が不器用で細かい仕事にむかない、なんてことはないのです。訓練・育った環境・意欲・もとから持っている才能などにもよります。

そして、そうしたある程度のハードルをクリアして、高学歴になっている高度人材は、学習ができますので、自分の能力を客観的にみることができ、なおかつ自己管理能力が高くて自分で自走できます。とても潜在能力が高いので、バリバリ活躍してくれるはずです。

あとは、そうした素晴らしい人たちを、上手にお迎えする下地を会社でつくるだけです。弊社JSJはVISAが必要な高度人材のVISA取得サポートもしていますし、お悩み・懸念事項・相談事、、、なんでも受け付けています。ぜひ、弊社JSJを利用して、高度人材を採用することを検討してみてください。明るい未来が拓けてきますよ。